九州の離島2022.5.1-4(2日目)

【探鳥日記2日目】

早朝に前日夕方エンベリが増えた畑③を探鳥するとコホオアカの群れにシマアオジの雌と若雄が見つかりました。雌を見るのは初だったので、嬉しい発見となりました。

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畑①には前日と同じくコホオアカメインの群れの中にシマアオジ雄成鳥と若雄が見られました。結構近くに若雄が出て来てくれました。

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畑①から畑③に移動していると電線に沢山のツバメが止まっていて、その中にお腹が赤みがかったツバメが見られました。

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畑③の近くの田んぼを見てみるとタカブシギ1羽とヒバリシギ2羽が入っていました。近くで春ヒバリシギを見る機会も少ないのでじっくり観察しました。

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畑③付近の水路沿いを歩くとワラワラとシベリアアオジが飛び出して来ました。どうやらシベリアアオジは水路沿いの環境が好きな様です。

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昼間は全く鳥が居なくなったので島に滞在中の鳥屋3人でゆっくりお昼を食べた後、午後に入り探鳥再開。とりあえず一通り回ろうと、前日夕方から本日午前まで鳥が全く居なくなっていた畑②に行ってみると、なんと大量のキマユホオジロとコホオアカが採食していました。凄い光景にワクワクしながら、50を余裕で越えるエンベリの群れを双眼鏡でサーチしていくと…居ました!今回目標としていた鳥シマノジコです。なんと他にシマアオジ2羽も居ます。

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ずっと観察していると、群れがトビに驚いて脇にある竹藪や木々に避難していきました。

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色鮮やかなエンベリ達ですが、竹藪に入るとなかなか目立ちません。少し落ち着くとまた群れが畑に降りて行きました。結局この群れにはコホオアカ30+、キマユホオジロ30+、ノジコ3、シマアオジ2、シマノジコ1が居ました。

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しばらくこの群れを眺めた後、畑③に行ってみるとシマアオジ若1とノジコ数羽が見られました。

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昨日は見られなかったノジコがパラパラと入って来ていました。北海道ではなかなか見られないので沢山見られるのは嬉しいです。

エンベリを堪能し森の鳥も見たくなり神社に行ってみると、昨日は鳥一羽すら見なかったのですが木の上から何かの鳥のぐぜりのような鳴き声が。鳥の影が見え、双眼鏡で確認してみると…コイカルでした!結構見たかった鳥なので嬉しかったです。

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この後島をぐるぐる回り、田んぼで新たに入ったであろうシベリアツメナガセキレイを見つけてこの日は終了しました。

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【5/2に確認した主な鳥】(多→100以上、中→50羽前後、普→30羽前後、小→10羽前後)

コホオアカ多(昨日より減少)、キマユホオジロ中、シベリアアオジ普、ノジコ普、シマアオジ4、シマノジコ1、キガシラセキレイ1、オウチュウ1、ササゴイ、アカガシラサギ4、ムネアカタヒバリ小、ツバメチドリ7、ツメナガセキレイ普、コイカル1、ジシギsp