今までの記事は情報って感じだったので、今回は日記感を出してみます。プロセスに興味のない方は確認種と場所を最後にまとめるので飛ばしてください。
2019年2月13日に九州人生初訪問を果たしました。長崎空港でレンタカーを借り、2泊3日で諫早にて探鳥をしました。狙いはナベコウ、オオカラモズ、ハイイロチュウヒ、アカツクシガモ。副産物でホシムク、コクマルガラスあたりが見れたら良いな〜なんて思ってました。
しかし九州に来た事も無ければ、詳しい知り合いもいなく、全く情報が無い状態だった僕は、適当にここなら地元の鳥屋の方がいらっしゃるだろう、という事で堤防へ行ってみました。堤防には車が1台停まっていて、堤防へ上がってみるとカメラを持っている方が1人いらっしゃいました。人に話しかけるのが苦手な僕ですが、鳥のためならと勇気を出して今回の主目的ナベコウ、オオカラモズがどの辺りで見られるか聞いてみると、地元の方で快く教えていただけました。後日お礼に同じ場所に行った際少しお話しさせていただき、地元の教師の方でキノコの会の会長さんである事が分かりました。ナベコウは行動範囲が広く地元の方でもあまり見れないこと、オオカラモズも最近は見てらっしゃらないと教えて頂き若干の不安を抱きつつ早速探しに行きました。
日も沈みかけていて、あまり時間はない。という事で早速ナベコウを探しに行きました。お話しでは旧中央干拓(堤防からビニールハウスがあるあたりまでが新中央干拓地、その奥が旧中央干拓らしい)。車で適当にさまよう事僅か5分、電柱の上に何やら黒いデカイ鳥が…ナベコウでした!何という幸運。眺めて撮影をして、満足しもう一度堤防へ向かっているとヒラヒラと飛ぶ灰色の猛禽が…ハイチュウです!しかも近い。撮影しつつ追尾しているとハイチュウが畑におりました。降りた付近を探していると発見、獲物を捕まえたようです。カラスにちょっかいを出されながら食べていました。近くでじっくりと見られて初見では無いながら興奮しました。
十分満足し堤防へ戻って葦原を眺めていると一度に4羽のハイチュウが飛んでいて、とんでもない場所だなと思いました。
という事で1日目終了です。2時間ほどの探鳥でしたが充実し過ぎでしたw
ちなみに運転中、堤防付近の道に降りているセキレイより明らかに大きい尾の長い白い鳥(多分オオカラモズ)を気づかず飛ばしてしまいました。
主な確認種
ナベコウ(旧中央干拓、中央付近の電線)
ハイイロチュウヒ(旧中央干拓、堤防)
コホオアカ(新中央干拓堤防付近の畑)
ナベコウ。やはりデカイ。
カラスを睨むハイチュウ
ハイチュウ飛翔。