①歯舞漁港 12/28-2/26 雌第一回冬羽、2/11-2/17雄幼羽→第一回生殖羽、2/18、2/26雌成鳥
12/28発見当初は、ホシハジロ10羽程、コスズガモ1羽と漁港の隅で寝ていました。
他の日も群れにはキンクロハジロが入ったり、ホシハジロが増えたり減ったりと変化はありましたが、コスズガモとオオホシハジロは常に同じ場所にいました。
この個体は寝ている時間が長く、観察しに行くとどの時間帯でも常に寝ていました。
1/21に訪れたところ、コスズガモ、オオホシハジロがいた群れは見られず、コスズガモだけが単独で見られました。
1/23には知り合いがオオホシハジロが戻っている事を確認し、その後ホシハジロも合流し、再び小規模の群れに戻った様です。
その後、雄第一回冬羽と雌成鳥が合流した様でしたが、自分は2/17に雌成鳥を確認したのみで雄第一回冬羽は見れませんでした。
2/24-25には雌幼鳥と成鳥が隣の珸瑤瑁漁港へ移動していましたが、氷結したため26日には歯舞漁港へ戻っていました。
2/26 歯舞漁港
②温根元漁港 1/12-1/18 雄第一回冬羽
知り合いから、1/12に温根元漁港に雄が入ったと連絡を頂き、1/14に見に行きました。
ホシハジロ、スズガモの10羽ほどの混群と共に行動していました。スズガモ、ホシハジロと比べると大きい事がよく分かりました。
この時点で、漁港の半分ほどに氷が張っていたため、凍結して抜けてしまうのが心配でしたが、予想通り凍結して直ぐに抜けてしまった様です。
腹側には幼羽が見える事から第一回冬羽だと分かります。
③別海漁港 1/14-1/25 雄成鳥2羽、雌成鳥1羽、雌幼羽→第一回生殖羽1羽、1/21-1/31 幼羽→第一回生殖羽、2/22-3/3 雄成鳥2羽、雌幼羽→第一回生殖羽1羽(2/22-3/8)
1/14発見当初は、スズガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、マガモ、クロガモ、コオリガモ、ウミアイサなどの混群100羽ほどの群れに雄1羽、雌1羽を見つけました。天気は吹雪で、視界が悪く暗かったですが、雄の白い背中で存在に気づき、よく見ると雌も隣に見つかりました。30分程観察しましたが、天気も良くならないのでこの日は切り上げました。
しかしその後、連絡した知り合いが見に行ったところ、その時に撮ったという写真を送ってもらうと雄1羽、雌2羽が写っていました。
1/15に再訪してみると、雄2羽、雌2羽がいる事が分かりました。昨日には堤防の裏に隠れていたのか、まさか1箇所に4羽入っているとは思いせんでした。
雄成鳥2羽。白い背中が目立ちます。
左から雌第一回冬羽、雌成鳥、雄成鳥
1/21に様子を見に行くと、更に雄第一回冬羽が加わって5羽になっていました。温根元の個体が抜けた直後だったので、あの個体が移動してのかもしれません。
1/22は漁港内が結氷しており、オオホシハジロは漁港の入り口付近の外海に移動していました。それ以降は基本的に漁港内は結氷していましたが、知り合いの話によると船が出て、氷が割れると漁港内に入って来ていた様です。
1/31に様子を見に行くと、漁港外の外海でも見つからず、1羽だけ(雄第一回冬羽)漁港外のテトラポット付近で確認出来ました。
その後3週間ほどはオオホシは見られませんでしたが、2/22に3羽が別海漁港に帰って来ました。
3/3には過去最短距離で観察出来ました。
④花咲漁港 1/21 雄幼羽→第一回生殖羽1羽
自分か直接観察した訳ではないですが、雄1wが1日だけ入っていた様です。
⑥珸瑤瑁漁港 2/24-2/25 雌成鳥1羽、幼羽→第一回生殖羽1羽
歯舞漁港の雌2羽が2日だけこちらの漁港に移動していました。しかし漁港が氷結して直ぐに歯舞漁港に戻っていきました。
⑦標津漁港 3/28-30
標津漁港を塒としていた様で、夕方時のみ確認出来ました。