2020/1/12.13天売島（2023/1に大幅編集）
全部で雄成鳥3個体、雌3cy1個体、幼鳥2〜4個体を観察出来た。
雄成鳥① 尾羽には黒くはっきりした横帯が2本。腹に横斑がはっきりと出ているため雄だと思われる。頬に黒い模様が出ているのが特徴の個体。
雄成鳥②上の個体に比べ、頬の模様が薄いため別個体と考えた。腹の横斑がはっきり出ているためこちらも雄と思われる。初列風切の上面が白く抜けているのが特徴的な個体。（翼上面が白く抜ける雄成鳥は少ない）
雌3cy p10に旧羽を残している様に見えるため第2回冬羽だと思われる。尾羽の横帯は濃くはっきりしたものが1本。3列風切の翼端の黒もはっきり出ていて成鳥の特徴が出ている。
幼鳥① 翼上面は白く抜けるパッチが目立ち、尾羽の横帯は太く基部側の境界が不明瞭。雨覆の模様は目立たずベタっとコントラストが低い。この3点から幼鳥と考えられる。
幼鳥② 雌成鳥と並んだ時に体格差が見られない事から、雌幼鳥と考えられる。尾羽の横帯は不明瞭で、三列の翼端の模様も不明瞭。
幼鳥③ 尾羽の横帯基部側の境界が不明瞭で、三列の翼端の黒は薄く幼鳥と考えられる。
幼鳥④ 尾羽の横帯は不明瞭で、三列の翼端は薄い黒であるため幼鳥と考えられる。
亜種クロケアシノスリ 雄成鳥
天売島に連続飛来していた個体。警戒心が高く近くで観察出来かったが、尾羽上面の横帯は4本入る綺麗な雄成鳥だった。
