根室北部2024春カモメまとめ

昨年と同じく3月下旬から4月いっぱいまで根室北部を中心にカモメを観察しました。昨年より根室でカモメを探す鳥仲間も増え、昨季超えは確実かと思われましたが、結果としてはカナダカモメが2羽(情報を含めると4羽)、モンゴルは0羽という結果となりました。また、昨季に比べセグロカモメがかなり少なく(もともと少ないですが…)昨年とは様相が異なりました。

カナダカモメadw→s
4.9 春別川河口 天候・雨を伴うやや強い北風
この風ならカナダが入るだろうと、昨季最も実績がある場所を探したら発見出来た。オオセ、シロ、ウミネコ50羽ほどが河口に浮いており、そこに混ざっていた。体格は標準的なカナダくらいだった。


カナダカモメ adw→s
4.25 本別海漁港 天候・雨を伴うやや強い南風
4.20に同所でカナダカモメが出ていたため探しに行ったところ、別個体を見つけられた。オオセ、ウミネコ中心の200羽ほどの群れと共に降りていた。かなり換羽が進んでいたが体格は標準的なカナダくらいで昨季に見た夏羽の華奢なカナダの様な印象は受けなかった。


シロカモメ ads
4.7 春別川河口
小型に見えたシロカモメ。他のシロカモメに比べて背の色がやや暗く見えた。調べてみるとbarrovianusは亜種シロカモメに比べて背の色が暗色傾向にあるらしい。


タイミルセグロカモメadw→s
4.20 本別海漁港
足は黄色味を帯びた肉色で背はオオセよりやや明るく見えた。体型はかなり小さく見えたが、翼はp9にミラーが入り、黒色部もそこまで広くなくホイグリンではなかった。道東はタイミル自体はそこまで少なくないが、ここまでホイグリン寄りの個体は1シーズン1羽見るか見ないかくらい。