根室のコスズガモ/スズ×キンクロ雑種探し

スズガモ群の入る主要ポイント

①歯舞漁港
越冬期にまとまった数のスズガモが入る事があります。条件が良いと100以上のスズガモ群を間近で観察出来るのでおすすめのポイントです。2022-2023シーズンにはコスズガモ雌が1ヶ月ほど滞在しました。

根室漁港
春の移動期にまとまった数のスズガモが入ります。まだ実績はありませんが、多分そのうち見つかると思います。
③花咲漁港
春の移動期にまとまった数のスズガモが入ります。2022年の4-5月にはコスズガモ1羽が1ヶ月ほど滞在しました。2023年春にも目撃情報があり、根室でも有数のコスズポイントです。

④ハシリコタン
2022年12月頃には外海側にスズガモ群が滞在し、コスズガモ1羽が混ざっていました。また春の移動期にはハシリコタン漁港付近に数千のスズガモ群が入ります。基本的に遠くて観察は困難ですが、偶に近くに寄っている時は観察可能な距離です。

⑤別海漁港
越冬期は安定して少数のスズガモが入り、沖が荒れた日などには多数のスズガモ群が入ります。また春の移動期にはまとまった数のスズガモ群が滞在し、2023年4月にはコスズガモ1羽が混ざっていました。

⑥春別川河口
春の移動期の終盤に大規模なスズガモ群が入ります。2022年4月にはスズ×キンが、2023年4月にはコスズガモ1羽が混ざっていました。ピークには5000以上のスズガモ群が入り、この規模の群れにしては比較的良い条件で観察出来るので、修行にはもってこいのポイントです。数の割にコスズ率は低い気がします。

⑦尾岱沼漁港
春の移動期に少数のスズガモ群が見られます。漁港内にはあまりスズガモは入らず、漁港南側の堤防から外を見ると、カモが溜まっており、そこにスズガモ、キンクロハジロの小群が入ります。スズ×キン率、コスズ率が高く数の割に穴場です。ここから更に春別川寄りの場所に大きなスズガモ群が入りますが、近くで観察出来る場所がなくもどかしいです。


⑧標津漁港
春の移動期に大規模なスズガモ群が見られます。このポイントは特殊で、基本的にはねぐらとして用いられるので夕方と朝しか観察が出来ません。例外として日曜日や時化で漁が休みの時は船が出ないのでスズガモ群が昼間も多く残っている事があります。標津漁港はキンクロハジロも多く入るからかスズ×キン率が異常に高く、2022春は5個体、2023春は6個体が確認出来ました。またコスズガモは2022春は0でしたが、2023春は5個体が確認出来ました。