九州遠征2月10-14日③出水

2月12日は朝から晩まで雨予報だったので、天候関係なく車から観察出来る出水まで戻り、10日に見つけられなかったアネハヅルを探しました。

諫早から出水に向かう道中の熊本では、ミヤマガラス100羽に混ざるコクマルガラス30羽ほどを見つける事が出来ました。早朝だったのでおそらく塒が近くにあり、塒立直後はこの辺りの電線にたむろするのかなと思います。

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なかに1羽、イスカのような嘴のコクマルガラスが居ました。

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出水に着きセンターから給餌場を探しました。先日センターの方が最近アネハヅルは午前中には給餌場の右側(センターから給餌場に向かって右)にいる事が多いとおっしゃっていたので右側を重点的に探すも見つからず…少し諦めムードで全体を流し見していると、同じく探鳥にいらっしゃっていた外国人グループの方々が何やらザワザワし始めました。僕の0に近い英語力とご覧になってる方向から何を見つけられたのか探していると白くて小さなツルが!紛れもなくアネハヅルです!外国人バーダーに感謝感謝です…wアネハヅルは給餌場の最も左側の畑の一画に他の鶴達と微妙な距離感で鎮座してました。

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ミヤマガラスがちょっかいを出すと羽を広げて威嚇していました。アネハヅルを屋上で観察、撮影していましたが、ふと目を離した隙にアネハヅルは姿を消していました…

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アネハヅルを探すべく東干拓、給餌場裏の田んぼなどを周りましたが見つからず…カナダヅルは相変わらず東干拓の橋を越えた手前左側のかなり近距離で観察出来る位置にいました。クロヅルも2羽見れました。

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ナベクロなのか白っぽいナベヅルなのかイマイチ分からず…分かりやすい個体には出会えませんでした…

給餌場裏の田んぼにはツクシガモが4羽。途中愛想の良いチョウゲンボウにも出会いました。

疲れがたまり、雨だった事もありこの日は3時頃に探鳥を終了しました。

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主な観察種

ミヤマガラスコクマルガラス、ナベヅル、マナヅル、クロヅル、カナダヅル、アネハヅル、ツクシガモ、オナガガモヒドリガモマガモチョウゲンボウ、トビ、ツグミタヒバリ、ヒバリ