天売・焼尻島遠征 2019年秋(9月26-27日)

去年は台風襲来により行けなかった秋の天売・焼尻島へ行ってきました。26日の1便で天売へ行き27日の1便で焼尻へ向かい2便で羽幌に帰りました。前日に西からの強風が吹き込んでいたからか26日は鳥が多かったです。道道沿いは野鳥が少なかったですが、フットパス内は森中ツリバナの実がなっていてヒタキ類、カラ類が豊富でした。数日前にまとまって入ったらしいムジセッカ 、カラフトムジセッカもまだ数羽残っていました。北の灯台付近も比較的野鳥が多くノビタキアオジなどが多く、道ではずっとツメナガホオジロ1羽が採食していました。ツメナガホオジロは去年北海道に多数飛来していたのですがタイミングが合わず見れていなかったので大変嬉しかったです。ホオジロ類、ツグミ類は林内で気配は感じましたが敏感でしっかりと確認できた種は少なかったです。

27日は夜中に鳥が大分抜けてしまいあまり収穫はありませんでした。

焼尻は天売と同じく野鳥が少なかったですが、林内ではホトトギスが2羽、グラウンドでツメナガセキレイ 、電線にコシアカツバメ、道沿いにツメナガホオジロなどが見られました。特にホトトギスは北海道では珍しく自分は初見だったため嬉しかったです。

 

天売・焼尻で見られた野鳥

シノリガモコガモキジバト、ヒメウ、カワウ、ウミウ、ミゾゴイ、アオサギダイサギウミネコオオセグロカモメオジロワシハイタカノスリアカゲラハヤブサハシブトガラスヤマガラシジュウカラ、ヒガラ、ウグイス、ムジセッカ、カラフトムジセッカ、メジロ、マミチャジナイ、ツグミノビタキ、エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキムギマキ、スズメ、ハクセキレイビンズイ、アトリ、カワラヒワ、ベニマシコ、ツメナガホオジロ、コホオアカ、アオジ、シマエナガコガモ、コムクドリホトトギス、コシアカツバメ、ツメナガセキレイ、ヒバリ、ミサゴ、オオルリ、ツバメ

 

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ツメナガホオジロ。単独で行動していた。
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エゾビタキ。サメビタキ3種は多かったです。f:id:kitanominami:20190929060145j:image

ムジセッカ 。羽繕いしている姿が可愛かったです。
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ツメナガセキレイ 。焼尻のグラウンドにて。
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コシアカツバメ。僕は北海道では離島でしか見た事がないです。