台北遠征・9月13-15日

9月13-15日で台北へ行きました。セールの航空券を衝動買いして決まった遠征です。航空券は往復12000円ほどでホテルも格安だったので、旅全体で2万円前後というローコストな海外旅行となりました。時期は決して良いと言えない微妙な時期で鳥は少なかったですが、なんとか見たい鳥は大体見る事が出来ました。行った探鳥地は①台北植物園②大安公園③華江雁鴨自然公園④関渡自然公園⑤陽明山前山公園です。場所ごとでどんな感じだったか紹介していきます。

台北植物園・ゴシキドリ、クロヒヨドリなどが見れました。葉が生い茂っていて野鳥の観察、撮影は難しかったです。ゴシキドリは声はすれどなかなか見えず、チラッと樹冠近くの枝に乗っているところが見れたくらいでした。

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クロヒヨドリ

②大安公園・台北植物園と比べて木が密集していないため野鳥が撮影し易いです。今回は見れませんでしたがゴシキドリを綺麗に撮るなら台北植物園よりはこちらが適していると思いました。ズグロミゾゴイがいたるところで歩いていたのが印象的でした。他にタイワンオナガなどが見れました。

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ズグロミゾゴイ。沢山います。
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タイワンオナガ。声が大きくて目立ちます。

③華江雁鴨自然公園・事前の情報収集でシギチが見れそうという事で行ってみました。確かに干潟のようなシギチが多く入りそうな環境でした。今回は時期が悪かったのかコアオアシシギ1羽以外は渡りのシギチはいませんでしたが、海外ブログでは春の渡りではウズラシギが2桁入ったりするみたいだったので良い場所だとは思います。ベニバトが芝生で採食していたりシマアカモズが居たりとシギチ以外も楽しめました。

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ベニバト。夕方芝生で採食してました。

④関渡自然公園・自然公園は入場料が1人60台湾ドル(250円ほど)かかります。自然公園に入らなくても堤防側から湿地を観察することが出来ます。堤防側から葦原をよく観察するとアオウチハドリ、キンパラ、ダルマエナガなどを見る事が出来ました。アオウチハドリはセッカのように鳴いていました。公園内では隣のグラウンドとの境のネット上にオウチュウとベニバトが、林部分ではクロエリヒタキ、タイワンオナガが見れました。湿地ではコサギゴイサギ、アフリカクロトキ外来種)などが見れました。時期によってヨシゴイなども見れるみたいです。上空をアオアシシギが20羽ほど飛びましたが、湿地が広いので見れる部分には降りてくれませんでした。

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ダルマエナガ。堤防の下に降りて畑を眺めていると群れが見つかりました。
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クロエリヒタキ。
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オウチュウ。グラウンドのネットに虫を追い込んでフライングキャッチしてました。

⑤陽明山前山公園・バスで台北駅から一本、1時間ほどの場所です。台湾のバスは降車ボタンがあるので利用のハードルはかなり低いですし、ここは終点なので簡単に行けました。公園内ではタイワンオナガ、ルリチョウ、メジロが見れました。また上空をタイワンオナガより少し尾が長いように感じた鳥が飛んで行ったので其方に探しに行くと、公務員訓練所?みたいな場所にヤマムスメとタイワンオナガの混群がいました。清掃員がいたので敷地内に入るのはやめて門近くで写真を撮りました。不審者に思われそうでしたが、ヤマムスメ撮影は譲れませんでした…雨が降ってきてしまったので1時間未満で退散しましたがもっと探したかったです。山登りするのもありだと思います。観光客の人が沢山いました。陽明山にはセンザンコウやジャコウネコもいるそうです。

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ヤマムスメ。
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タイワンオナガ
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ルリチョウ。台湾固有種らしいです。