白神岬はヒヨドリの渡りで有名ですが、鷹の渡りの観察も面白いです。何故かノスリは殆ど見られず、ハチクマも室蘭を通過する集団はあまり白神周辺を通過しないみたいです。しかし道北、道央方面のハチクマやハイタカ属の渡りは面白いです。観察者が少ないため手探りで観察するのも楽しいです。
白神の渡り観察ポイント
1・松前デジタルテレビ.FMラジオ中継局
自分は白神郵便局の手前を曲がって、砂利道の麓に車を止めて山を登って行きます。割と急な山道ですが、距離は短いです。ハチクマやノスリの渡りルートからは遠い事が多いですが、11月頭前後のハイタカ属の渡りは比較的近い場所を通過してくれる事が多いです。
おすすめ時期・10月下旬〜11月上旬
2・1の手前の分岐で左に曲がり上がっていくと着きます。標高が比較的高く、目線の下から鷹が上がってくる事もあります。9月中旬のハチクマも数は少ないながら上空を通過します。1に比べ360度見渡せるのでカウントには向いています。
おすすめ時期・9月中旬、10月上旬〜11月下旬
3・全く整備されていないガタガタ道を20分くらい進むと辿り着きます。ハチクマ、ツミ、ハイタカ属、チュウヒなど色々な猛禽類が見られ、アトリやヒヨドリの群も通過して行きます。
おすすめ時期・9月中旬〜11月上旬。特に9月3週が熱い。11月上旬のハイタカ属の渡りはポイント1.2の方が近くを通ってくれる事が多い。
2地点からこのポイント上空のタカ柱(ハチクマ)を撮影した写真。この時にこのポイントへの行き方を知っていればと悔やまれます…
海へと向かって旅立つハチクマ達
9月下旬に見られたハチクマ
チゴハヤブサも偶に見られます
遥か上空をハチクマ達が渡って行きます
ノビタキはワラワラいます
ツミも多いです