九州の離島2022.5.1-4(4日目)

【探鳥日記4日目】

遂に来てしまった最終日。いつもの様に日が上がる前に宿から南部のポイントに向かう運転中、何やら鳥の死体の様な物が落ちていた気がして降りて確認してみるとなんとブッポウソウでした。急いで偶然車に積んでいたビニール袋で回収しました。こんな形の初認になるとは…という気持ちと間近で美しいブッポウソウを観察出来るという気持ちが入り混ざり複雑な心境でした。後ほど記録として何枚か写真を撮った後、ブッポウソウは地元の方に託し県立博物館に送られて行きました。

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昨夜は結構鳥が動いた様で、朝になって昨日は見なかったツメナガセキレイやタイワンハクセキレイの群れが入っていました。昨日良かった畑②付近を探索していると、田んぼにタイワンハクセキレイ1羽、シベリアツメナガセキレイ1羽と共にキガシラセキレイ雌が居ました。

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しかし夜に鳥が動いているという事は日が昇ったら鳥達が一斉に抜けるという事…早朝から上空を大量のエンベリが飛んでいるな〜とら思いましたが、朝8時にもなると殆ど抜けてしまいました…残っている僅かな鳥を観察して、一度民宿をチェックアウトし、昼を食べて再び南部のポイントへ戻るとやはり鳥は少ないままです。どうしたものかな〜と思い、涼むために唯一日陰の探鳥ポイントである神社へ向かうと、シロハラホオジロが2羽居ました。昨日は警戒心が強かったので全く観察させてくれませんでしたが、警戒心が少し解けてきた様で採食する姿を長時間観察させてくれました。

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この後ビンズイ2羽を神社で見かけ、片方をヨロビンと誤同定するなどしてタイムリミットを迎え北部の港へ車で向かいました。道中、綺麗なアカガシラサギ 2羽を見かけました。

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【5/4に確認した主な鳥】(多→100以上、中→50羽前後、普→30羽前後、小→10羽前後)

コホオアカ中、キマユホオジロ普、シベリアアオジ普、ノジコ普、シマアオジ3+、シマノジコ2+、シロハラホオジロ4+、オウチュウ1、アカガシラサギ6、ムネアカタヒバリツバメチドリ、ツメナガセキレイ、キガシラセキレイ