夏休みに入ったので、以前から行きたかった宮古島に行って来ました。8月14日の夜に那覇、15日朝に宮古に飛び17日夕方にもう一度那覇へ飛び山原を中心に探鳥し20日朝に帰るという日程です。キンバト、クロアジサシ他にオオクイナ、マミジロ アジサシなどなどが見れたら良いなーと思い行き先に宮古島を選びました。
8月15日・〈大野山林〉まずは宮古唯一の大きな森・大野山林で探鳥をしました。青少年の家の駐車場に車を停めてフットパス的な場所を歩きました。歩き出すと入り口付近で早々にキンバトが!警戒心が強く直ぐに森の中に入ってしまいましたが、綺麗な姿を観察する事が出来ました。大野山林を様子見した後、干潮に合わせて東平安名崎へ行きアジサシ類を探しました。〈東平安名崎〉エリグロやベニアジサシは浜や岩礁、堤防などいたるところにいました。両方とも素晴らしく美しいアジサシなので感動的な光景でした。海の中を覗くとウツボが泳いでいるのが見えたり、色とりどりな魚が泳いでいたり、岸から海を眺めるだけでも楽しい良い場所でした。また沖の方の岩礁を一つずつ見ていくと若干近い場所(100mくらい?)にクロアジサシがいました。クロアジサシ、マミジロアジサシが営巣している岩礁は岸から400m強離れているため観察するのはかなり難しかったです。東平安名崎は日差しがとても強く暑すぎたので移動して、次は池間湿原へ行きました。
〈池間湿原〉池間湿原手前の駐車場に着くと電線にリュウキュウツバメとツバメが交互に2羽ずつ仲良く止まっていました。池間湿原へ向かう途中にはブッシュから黒くて大きい鳥が突然飛び出し奥の方へ消えて行きました。大きさ、色、飛び出し方的にツルクイナだと思いましたが、突然の事で何も準備していなかったので同定には至りませんでした…池間湿原ではムラサキサギが2羽飛んだ他、シギチもパラパラ見られました。池間湿原も面白い場所で、ヨシゴイ、リュウキュウヨシゴイなども割と頻繁に飛ぶのですが、昼間で非常に暑く耐えられなくなったので、もう一度大野山林へ戻る事にしました。
〈大野山林〉午後もキンバトが見れたほか、アカショウビン、サンコウチョウ、そして姿をなかなか見る事が出来ないと言われるカラスバトなどを見る事が出来ました。宮古島は石垣、西表と異なりキジバト>>キンバト>カラスバト>=ズアカアオバトというような印象でした。オオクイナは夕方に水場付近で声は聞けましたが、姿を見る事は出来ませんでした…
という感じで1日目終了です。
観察出来た野鳥
大野山林・Rキビタキ、Rサンコウチョウ、キジバト、キンバト、カラスバト、ズアカアオバトs、Rアカショウビン、Rヒヨドリ(インドクジャク)
池間湿原・ヒバリシギ、タカブシギ、ムラサキサギ、リュウキュウヨシゴイ、シロハラクイナ、ツルクイナ?、バン、セッカ、Rヒヨドリ
東平安名崎・ベニアジサシ、エリグロアジサシ、クロアジサシ
遠くの岩礁に止まっていたクロアジサシ。
エリグロアジサシは沢山いた。
ビーチにエリグロ、ベニアジサシが降りていた。
左・リュウキュウツバメ、右・ツバメ。並んでくれていたので違いが分かりやすかった
カラスバト。愛想が良くじっくりと観察させてくれた。
Rアカショウビン。シャッターチャンスは最初で最後だった。数はそこそこいた。